アリソン・レフコート
ディック・ダースティン
フランチェス・マテウ
ハリソン・エレンショウ
ジェームズ・コールマン
ジム・サルヴァーティ
ジム・ウォレン
ジョン・アーヴィン
ジョン・ヘンチ
マニュエル・エルナンデス
マイク・クプカ
ピーター・エレンショウ
ティム・ロジャーソン
トビー・ブルース
トレバー・カールトン
トリシア・B・ベンソン
 
 
 
トレバー・カールトン

1972-

 

1972年、ワシントン州オリンピア生まれ。
意外にも、彼が最初に情熱を傾けたのは<演劇>の世界でした−
その後画家に転身したのかって?
いえ、彼は“絵画を演じる”パフォーマンス・アーティストとなったのです・・・

Skagit Valley大学で演劇を学んだのち、さらに演劇学校へと進学したトレヴァーは、翌年、俳優としてのキャリアを確立すべくL.Aへ移り住みます。しかし現実は厳しいものー オーディションを受けては、電話が鳴るのを切実に待ち続ける毎日です。
そんな彼が生計を立てるためにしていたアルバイトが、アンティーク調のオーダメイド家具屋でした。
そこで彼のユニークなスタイルは誕生します・・・


板材を“キャンバス”にして描きだされる、古き良きアメリカの世界。
有名人からジャズの最盛期まで、作品のテーマは実に幅広くバラエティに富んだものでした。
個展をはじめ、プライベートな仕事の依頼も多いトレヴァーが、いよいよ無類のアメリカン・シンボル、<ディズニー>の世界に挑みます。

見てください!
まるでミッキーマウスの生まれた1928年当時に描かれた絵みたいですよね。
そんな“厚み”と、年代ものの“テイスト”を与えるトレヴァーのマジックとは一体何なのでしょう!?
例えば左の2作品― キャラクターの部分は、最低でも5〜10度塗りが施されるそうです。
一回一回完全に乾かしてからの作業なので、相当な時間と忍耐が要されます。
そして決め手は<紙やすり>− 彼によると「ひと擦り2年」なんだそう!
全体に‘やすり’をかけた後、さらにこぶしの中でクチャクチャに握りしめるというその大胆不敵なアートスタイルは、本当に彼ならではです。


トレヴァーのもうひとつの売りは“パフォーマンス・アート”。
自分の背ほどもある巨大なキャンバス上に、人気のディズニーキャラクターをものの数分間で描くというものです。作品のクオリティは言うまでもなく、ダンスを取り混ぜての、その勢いあるパフォーマンスは、まさに見る者を圧倒させる迫力のステージです。
ハラハラ、ドキドキ・・・「あ〜、この先どうなるのっ!」
ドラマや映画を見ている時のそんな興奮や感動は、“絵画を演じる”ことでも同様に伝わるートレヴァーはそう信じています。