"心を動かすアート”
ウォルト・ディズニーにより、多くの人々が創造意欲をかきたてられ、功績を残してきましたがトビー・ブルースもその中の一人です。
彼にはこだわりがあり、数あるディズニー作品の中でも「白雪姫」、「ピノキオ」、「ファンタジア」、「ダンボ」、「バンビ」などの”ディズニークラシックス”と呼ばれる、初期の作品を中心に描いています。
なぜならば、これらの作品こそが、アニメーションの輝かしい歴史において、王冠を飾る5つの宝石である、と彼は考えるからです。
彼の独特なwater color(水彩画)によって、奥行きのある、質感、豊かさが吹き込まれた彼の作品は、世代を超えてディズニークラシックスの世界をお楽しみいただけるでしょう。
"光と空気を描く”
作風について、彼は ”人々が、「見た」と思う、その瞬間を創りだす”と、表現しています。
ブルーの下地(アンダーコーティング) Chiaroscuro(キオロスカロ)効果により、作品に深み、生命が吹き込まれ、暖かさや涼しさを感じる見事な作品に仕上がっています。
"キオロスカロ効果とは?”
深い変化、微妙なグラデーション、陰影、特にキャラクターの描写に力をいれ、大きな効果を与える技法。人々が映画を見た記憶というものは、実際の作品とは異なるもので、そのストーリーのエッセンスを引き出しています。
”白雪姫と7人の小人”の制作に携わった、伝説のイラストレーター Gustaf
Tengrennに触発をされ、彼のマルチな才能は絵だけにとどまらず、ライター・ディレクター、デザイナーとしても活躍しています。最近では、「ミッキーの三銃士」や「ティガームービー」の制作にも携わっていました。今後の活躍がとても楽しみなアーティストです。
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